人間はストレスを受けると、そのストレスから心身を防御しようとします。
人間にはもともと、内外の変化に適応できるような仕組みが備わっていて、主に、自律神経系、内分泌系、免疫系の3つの機能で構成されています。
そして、ストレスを受けても一定の範囲を逸脱しないように、自動的に上手く調整されるように仕組まれています。
これをホメオスターシスといいます。
ホメオスターシスの機能は、人それぞれ異なり、当然ストレスの受け止め方も異なります。
ストレスを受ければ誰でもストレス反応が生じますが、ストレス反応が正常範囲を超え、ストレスに対する身体反応が病的に現れたものが、心身症です。