心身症は、体質(身体的な素因)や性格が複雑に絡み合い、ストレスが過剰に加わることで強いストレス反応が起こり発症します。
性格の形成は、幼少期からの生活体験が深く関っているといわれています。
特に、乳児期の親との分離体験や、親子の愛情関係、親のしつけが問題となると指摘されています。
心身症は、体質や性格をベースにした、過剰なストレス反応や生活習慣の歪みによって発症する病気ともいえます。
なかでも、生活習慣の歪みは、ストレス状況の悪循環に陥りやすく、自律神経系や内分泌系などの失調で、心身症を発症させやすくするといわれています。