神経系の心身症の代表格が、偏頭痛(片頭痛)と自律神経失調症です。
偏頭痛は、頭の片方または両方が、脈打つようにガンガン、ズキンズキンと痛む発作性の頭痛で、心理的ストレスや身体的ストレスが原因となることが多いといわれています。
自律神経失調症も、ストレスや生活習慣が大きく影響していることは間違いなさそうです。
特にストレスの場合、適度なストレスを受けているのであればストレス発散も容易でしょうが、過剰なストレスを受け続けていると、体が耐えられる限界を超え、自律神経やホルモンのバランスに悪影響を与え、その結果、自律神経失調症にみられる不快な症状が現れ始めます。
不快な症状が新たなストレスになり、さらに症状を悪化させるという悪循環に陥ることも多くみられるので注意が必要とされています。