子供にも心身症がみられます。
小児科領域の心身症としては、起立性調節障害や心因性の発熱、腹痛などが知られています。
特に、起立性調節障害は、小学校の高学年から中学生にかけて最もよく発症する病気で、思春期の心身症ともよばれています。
起立性調節障害の症状としては、頭痛や疲労感、目まい、立ちくらみなどが主なものとしてあげられます。
また、起立性調節障害では、朝なかなか起床できないことが特徴で、遅刻や休むこともしばしばあり、不登校(登校拒否)と誤解されることが多いといいます。